光コラボレーションモデル(光コラボとは?)
光回線といえば、NTT東日本とNTT西日本だけのサービスでした。
この回線サービスを様々なプロバイダーとセットにして
様々な代理店が販売していたのが今までの方法です。
このNTT東日本と西日本だけだった光回線サービスが、一般に卸売されたのが、
光コラボレーション(通称:光コラボ)と呼ばれるサービスで、
2015年3月に開始されました。
これにより、「NTTの代理店」は自社オリジナルサービスを付けて、
料金設定や販売をすることができるようになりました。
この光コラボレーションとは、簡単にいうと、
現在携帯電話でも話題になっている「回線の自由化」です。
携帯電話でいうと、DoCoMoのキャリア(回線)を利用して
他社が付加サービスを添付して販売しています。
通常よりもより安く、そして様々なサービスを付けて販売されるのは喜ばしいことですが、
その反面、サービスが複雑化してどれを選べばよいか分かりにくくなった…とも言えます。
光コラボレーションモデルのメリットデメリット
メリット
- 工事をしなくても料金を安くできる。
→すでにフレッツ光を利用してる方は、「転用」により追加工事なしに光コラボに切り替えられる
- 申し込み先とその後の連絡先が統一される(窓口の一本化)ので、分かりやすくなった。
→契約とサービスの問い合わせ先が一つになる
- 付加サービスや割引が受けられるようになる。
- 価格競争が激しくなり、割引が期待できる。
デメリット
- 速度が遅い?
→フレッツ光の回線に比べて、回線速度が遅くなったという声が多数でています。
- サポートコールへの電話が繋がらない。
→事業社内の体制が整ってないのか、対応スタッフの数や知識が足りていないとの声も。
- 一度フレッツ光から転用したら、フレッツ光には戻れない。
→通信速度の問題などでフレッツ光に戻りたいと思っても、逆転用のサービスはありません。
- サービスや料金体制が複雑化する。
→割引やオプション、キャッシュバックなどすでに複雑なインターネット回線契約が、更に複雑化します。
契約のオプションなどの選択肢も増えて、全てを比べることは非常に困難に。 - 固定電話番号が変わる可能性。
→NTTの契約から他社に転用する場合は、「ひかり電話」の電話番号はそのまま引き継がれます。
しかし、転用後に他社から他社に契約を変える場合は、電話番号が引き継げない可能性があります。
転用とは〜光コラボレーションのコスパを支えるシステム〜
これは、すでに フレッツ光を契約している人が、新規事業社(光コラボレーションの他社)へ
スムーズに契約を切り替えることができるシステムです。
「光工事費割引」「光どーんと割」「光もっともっと割」などは途中解約の場合、
違約金が発生しますが、光コラボレーションの転用の場合は、この違約金が発生しません。
※プロバイダー契約を変更する場合は、契約内容によって違約金が発生するので、要確認。
他にも、ひかり電話の番号をそのまま使えるなど、フレッツ光から
光コラボレーションに「転用」すると、契約先を変える負担が軽くなります。
フレッツ光はどうかわる?
光コラボレーションにより、今まで申込みにしか関われなかった販売代理店が
自社で月額使用料やキャンペーンを行って顧客を獲得できるようになりました。
光コラボレーション前→販売代理店「申込み時のキャンペーンのみ」
=一時的な顧客獲得
光コラボレーション後→販売代理店「月額使用料割引や申込み時のキャンペーン」
=継続的な顧客獲得
これにより、今まではフレッツ光の販売窓口を行っていた代理店も
光コラボレーションを販売するところが増えてきたのが現状です。
しかし、今でも販売代理店としてキャッシュバックキャンペーンなどを
売りにしているところもあります。
そのためフレッツ光を申し込む方は、今まで同様、お得なキャンペーンなどを利用して
フレッツ光に申し込むことができます。
光コラボレーションモデル取扱い事業者の問題
光コラボレーションが始まってまだ半年も経っていませんが、
現時点で光コラボレーションのサービスに参加する企業は
120社以上と言われています。
今までは、販売代理店から回線を申し込んでも、
契約後の手続きは一括してNTTが担当していました。
しかし、光コラボレーションを利用すると、その後の窓口も一貫して
契約した事業者が担当することになります。
要するに、契約内容を含めてその後のサービス対応なども
各事業者に一任されているということです。
そうすると、どこと契約するかは非常に大きな選択となります。
事業者によっては、社内の体制が整っておらず、対応スタッフの数や知識が足りないため
サポートコールに電話がほとんどつながらない・・・といった問題も出ているようです。
また、すでにフレッツ光を申し込んでいる方への悪質な勧誘も増えています。
NTT内でのサービスの切り替えに見せて、知らないうちに
「転用」させようとする電話営業もあります。
光コラボレーションでは、一度「転用」した後の「転用」は想定外ですので
契約後に事業者を変更するのは難しいのが現状です。
目先のキャンペーンやサービスに騙されず、しっかりと選ぶようにしましょう!
インターネット初心者の方は、今の時点で光コラボレーションを回線の選択肢として考えなくて良いのではないでしょうか。
光回線を希望される方はフレッツ光で申し込んでおいて、後から転用という方法もできるので。
それでも光コラボレーションを利用したい方に
光コラボレーションの事業者選びで重要なのは、やはりサービスです。
フレッツ光の販売代理店と違って、契約後もずっと付き合っていかなければならないからです。
そのため、光コラボレーションの事業者を選ぶ場合は、
料金ではなくサービスの中身や事業者の規模なども考慮する必要があります。
下記に大手の光コラボレーションの事業者をご紹介します。
携帯電話通信会社 with 光コラボレーション |
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---|---|
ドコモ光(NTTDoCoMo) |
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ソフトバンク光(SoftBank) |
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大手プロバイダー会社 with 光コラボレーション |
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OCN光 |
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ビックローブ光 |
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So-net光 |
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Nifty光 |
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hi-ho光 |
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BB.excite光 |
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AsahiNet光 |
|
その他 with 光コラボレーション |
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U-next光 |
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