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MVNO通信サービスとは
MVNO=「Mobile Virtual Network Operator」=仮想移動体サービス事業者」
要は、携帯電話などの無線通信インフラ(携帯電話やスマホに電波を送るシステムや環境)を
通信事業者から借り受けて独自のサービスを加えて提供する事業者のことです。
一昔前は、モバイル通信サービスは自社で移動体通信網設備を持ち
電気通信事業法や電波法に従って総務省から電波利用免許の交付を受けた
限られた移動体通信事業者(携帯電話事業者)しか提供できませんでした。
インフラの整備や保守に多額のコストがかかるため、数社だけの独占市場状態で
サービスや料金がどの会社も似たり寄ったりになっていました。
MVNOができて以来、いろんな事業者や企業が、携帯電話事業者の無線通信インフラを借りて
独自のコンテンツや端末、サポートなどといった付加価値をつけて参入してきたため、
利用者は各社のサービス内容や料金プランから利用者が好みでサービスを選べるようになりました。
現在、多くのMVNO事業者がNTTドコモの3G(FOMA)/LTE(Xi)網を利用しています。
そのためユーザは、これらの通信規格に対応したNTTドコモのモバイル端末
(スマホ・タブレット・モバイルルーターなど)とW-CDMA通信規格対応の
SIMフリー端末として国内販売されているモバイル端末でMVNOのサービスを利用できます。
MVNOの会社はインフラ整備のコストがかからないので
卸元の通信事業者よりも低価格でサービスを提供できます。
携帯電話会社との直接契約よりも割安なモバイル通信サービスが提供できることから、日本ではMVNO=格安SIMという感じで利用されています。
MVNO 対 MNO
MNVOに対して、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクのように、通信インフラを提供する側の事業者のことを移動体通信事業者(Mobile Network Operator)と言います。
MNOは、MVNOに自社の通信回線を広げてもうことで、既存ユーザーの流出防止と頭打ちになっている新規ユーザー数獲得に繋がると考えています。
MVNOの特徴比較
メリット
- 中古スマホやタブレットが活用できる。
昔使っていたスマホやiPad、海外で購入したSIMフリーの端末の再利用ができる。
- 全国に広がる高品質なNTTドコモのネットワークを本家よりお得に利用できる。
音声通話などを省いて、データ通信用のサービスに特化させることで、本家NTTドコモよりも低価格にデータ通信サービスを提供できる。
デメリット
- 音声通話ができない←オプション加入で可能になることも。
- SMSに対応しない←オプション加入で可能になることも。
- NTTドコモが提供するコンテンツ配信サービスなどを利用できない。
- 通信速度が100-200Kbps前後に制限されている。
↑事業者によって一定条件のもと数十Mbps通信を可能にしている場合もあるので要チェック。
MVNOは、「ちょっとWebを見る」「メールの送受信をしたい」や「通信機能が必要なアプリを楽しみたい」・・・という程度のライトユーザー向けサービスと言えます。
制約が多いので、メインで利用する通信手段としては不向きですが、使用頻度の低い、サブ端末を活用させるため・・・といった感じであれば、用途や可能性が広がります。
料金一例
各社サービス内容はいろいろあります。
一般的に初期費用は3,150円前後です。
- DTIなら100kbpsで月額490円+150円でSMS利用可。(オプションで音声通話IP電話も)
- b-mobileなら150kbpsで月額980円+1000円でSMSと音声通話(携帯番号そのまま)も可能。
- OCNなら200kbpsで月額980円+315円で音声通話IP電話利用可。(毎日30MBまでなら112.5Mbpsと超高速。
- IIJなら200kbpsで月額945円(月500MBまでなら最大150Mbpsの高速LTE網を利用可。)
MVNOの利用方法
1.対応した端末(スマホなど)を用意する。
MVNOは携帯電話の通信網を利用するサービスなので、
利用するMVNO(=携帯電話の通信網)に合った端末が必要です。
例え
NTTドコモの通信網を利用するMVNOを利用する場合はNTTドコモ対応の通信端末
基本的に、国内で購入した端末を別の携帯会社で使うことはできませんが
SIMフリー端末であれば利用可能です。
※端末は新品・中古品などをamazon.co.jpなどでも販売しています。
※NTTドコモのスマホを持っていれば、NTTドコモのMVNOでそのまま利用できます。
(FOMAだとXiに対応しないなどあるので、詳細は確認が必要です。)
2.利用したいMVNOサービス会社に申し込む
申込み方法は2種類
- コンビニやアマゾンなどでSIMカードを事前に購入する方法
- インターネットから申し込み後にSIMが送られてくる方法
事前購入の場合
SIMカードを購入後、発信番号や製造番号をWebページから入力すると利用できるようになる
(支払い方法も要入力。クレジットカードが基本)ので早くて当日利用できるようになる。
インターネットから申し込む場合
申し込み完了後、SIMカードが通常1週間、遅くて2週間程度で送られてくる。
3.SIMカードを挿入して、設定
手順1で用意した通信端末にSIMカードを挿入します。
必要な設定を行ったら、利用ができるようになります。
設定方法はMVNO会社ごとに異なるので、説明書や各ホームページで確認してください。
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